TOPへ

ブログ

吐き気・嘔吐は何科に行くべき?消化器内科医が教える症状と判断のポイント

「突然の吐き気や嘔吐」は非常につらい症状で、「何科を受診すれば良いのだろう」と迷う方も多いでしょう。

当院のような消化器内科は、文字通り食道、胃、十二指腸、大腸などの消化管を専門としています。吐き気や嘔吐の原因の多くは消化器系にあるため、まず第一の選択肢としてご検討ください。

内視鏡検査について詳しくはこちらをご覧ください。
WEB予約はこちらから

吐き気・嘔吐の原因はどこにある?

吐き気(悪心)や嘔吐は、脳にある「嘔吐中枢」が刺激されることで起こります。
この刺激がどこから来るかによって、原因となる病気が変わってきます。

1. 消化器系の病気(最も多い原因)

胃や腸に炎症や異変が起きている場合です。

  • 感染性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルスなど): 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛を伴います。
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍: 胃の痛みや吐き気を伴うことがあります。
  • 逆流性食道炎: 胸焼けと共に吐き気を感じる方もいます。
  • 急性胃炎: 暴飲暴食やストレスなどが原因で、急な吐き気やみぞおちの痛みが現れます。
  • 胆のう炎・膵炎: 右上腹部やみぞおちの強い痛みと共に吐き気や嘔吐が現れます。

2. 消化器系以外の病気

消化器以外の病気でも嘔吐中枢が刺激されることがあります。

  • 脳の病気(脳出血、くも膜下出血、髄膜炎など): 激しい頭痛を伴い、「吐いた後もスッキリしない」のが特徴です。
  • 耳鼻咽喉科の病気(メニエール病など): 激しいめまいと共に起こる吐き気・嘔吐。
  • 全身の病気(高血圧、糖尿病の急激な悪化、薬の副作用): 体全体のバランスが崩れることで生じます。

特に消化器内科の受診を推奨するケース

以下の症状がある場合は、迷わず消化器内科を受診してください。

  • ・腹痛(特にみぞおちから上腹部)や下痢を伴う場合
  • ・血を吐いた(コーヒーのような色や鮮血)場合
  • ・胃もたれ、胸焼けなど、消化器の他の不調が続いている場合
  • ・食欲不振や体重減少を伴う場合
  • ・便秘が続いている場合

当院では、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で食道・胃・十二指腸の状態を直接確認し、正確な診断と適切な治療を迅速に行うことができます。

緊急性が高い、他科との連携が必要なケース

以下の症状がある場合は、命にかかわる重篤な病気の可能性があるため、迷わず救急外来や総合病院の受診を強く推奨します。

  • ・激しい頭痛を伴い、嘔吐後も改善しない場合(脳の病気:脳神経外科、神経内科)
  • ・激しい胸の痛みや息苦しさを伴う場合(心臓の病気:循環器内科)
  • ・激しい腹痛で動けない、お腹が硬い場合(腹膜炎、腸閉塞、急性膵炎:消化器内科、外科)
  • ・強いめまいと共に起こる場合(メニエール病、前庭神経炎:耳鼻咽喉科)

迷った際は、まずはかかりつけの内科・消化器内科にご相談ください。
当院では、専門外の病気が疑われる場合でも、適切な医療機関への紹介を迅速に行いますのでご安心ください。

内視鏡検査について詳しくはこちらをご覧ください。
WEB予約はこちらから

下北沢・明大前エリアで消化器内科をお探しの方へ

下北沢駅前きみじま消化器内科・内視鏡・肛門外科クリニックは、
吐き気や嘔吐など、急な消化器の不調に迅速に対応いたします。
当院院長は消化器内視鏡専門医であり、苦痛の少ない胃カメラ検査で正確な診断が
可能です。下北沢駅徒歩1分、京王線・井の頭線をご利用の明大前エリアからも
アクセス抜群です。つらい症状を我慢せず、どうぞお早めにご来院ください。

院長 君島 映

この記事の執筆者

略歴

  • 東京女子医科大学 消化器病センター
  • 筑波胃腸病院
  • 防府消化器病センター
  • 医療法人社団 中山会 八王子消化器病院
  • 医療法人社団 松弘会 三愛病院

資格

  • 日本消化器病学会 消化器病専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
  • 日本膵臓学会 指導医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 厚生労働省 臨床研修指導医
  • 緩和ケア研修会 修了
  • 保険医
  • 難病指定医
  • 四段階注射法 講習会修了

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本膵臓学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本再生医療学会 正会員