血便の原因はストレス?女性に知ってほしい便秘・下痢と血便の関係
血便は、便に血液が混じる症状であり、その原因は多岐にわたります。特に女性は、便秘や下痢といった排便習慣の乱れから血便を生じやすく、また、デリケートな症状であるため受診をためらう方も少なくありません。
血便の原因が「ストレス」である可能性や、便秘・下痢との関係性について、消化器内科医の視点から解説します。
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血便の原因は「ストレス」ではない
結論から申し上げると、血便の原因が直接的に「ストレス」であることはありません。
しかし、ストレスは便秘や下痢といった排便習慣の乱れを引き起こし、間接的に血便の原因となることがあります。
ストレスが関わる血便のメカニズム
1.ストレス から 自律神経の乱れ につながり 過敏性腸症候群(IBS)を発症
2.IBSにより下痢や便秘が慢性化
3.便秘(硬い便) が原因で 排便時の肛門への負荷 が増し 切れ痔(裂肛)からの出血
4.下痢(頻繁な排便) が原因で 肛門周辺の炎症 が起こり いぼ痔(痔核)の悪化、または直腸の炎症からの出血
つまり、ストレスはあくまで「血便を引き起こす体の状態」を作る要因であり、出血の直接の原因は痔や大腸内の病変にあるのです。
女性に多い血便の原因と注意点
女性は、ホルモンバランスや骨盤底筋群の構造から、便秘になりやすく、それに伴う血便が多く見られます。
1. 痔(じ)による出血
- 特徴: 便の表面に鮮やかな赤色の血液が付着する、排便後にトイレットペーパーに血が付く、ポタポタと落ちる。
- 原因: 長期間の便秘による切れ痔(裂肛)や、妊娠・出産を機に悪化するいぼ痔(痔核)が主です。
2. 大腸からの出血
- 特徴: 暗赤色または黒っぽいタール状の便、粘液が混じる。
- 原因: 大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、大腸憩室出血など、大腸内部の病変が原因です。特に黒いタール便は、胃や十二指腸からの出血(胃潰瘍・十二指腸潰瘍など)の可能性が高く、緊急性が高いです。
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「いつもの痔」と自己判断せずに受診を
鮮血の血便でも、大腸の病気が原因である可能性は排除できません。
特に以下の症状がある場合は、大腸がんやポリープの可能性も考慮し、必ず消化器内科で大腸カメラ検査を受けてください。
- ・便の形が細くなった、残便感がある
- ・排便習慣が変化した(便秘と下痢を繰り返すなど)
- ・体重減少や腹痛、貧血を伴う
当院では、女性医師による内視鏡検査や、痔の診察・処置も行っています。
デリケートな症状だからこそ、まずはご相談ください。
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下北沢・明大前エリアで消化器内科をお探しの方へ
血便は、痔だけでなく重大な病気のサインかもしれません。
下北沢駅前きみじま消化器内視鏡・肛門外科クリニックは、消化器内科と肛門外科の両面から専門的な診断と治療を提供します。下北沢駅徒歩1分、明大前エリアからも来院しやすい当院で、不安を解消しませんか。
