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食あたり?それとも…?消化器内科を受診するべき下痢や腹痛のサイン

こんにちは。下北沢駅前きみじま消化器内科・内視鏡・肛門外科クリニック院長の君島です。
今回は、多くの方が一度は経験するであろう下痢や腹痛についてお話しします。
「食べすぎかな?」「変なものを食べたかな?」と軽く考えていませんか?

実は、単なる食あたりではなく、重大な病気が隠れているサインかもしれません。
今回は消化器内科を受診するべき下痢や腹痛のサインについて解説します。

[内視鏡検査について詳しくはこちらをご覧ください。]

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消化器内科を受診するべきサインとは?

 

一時的な下痢や腹痛は、時間とともに治まることがほとんどです。
しかし、以下のような症状がみられる場合は、迷わず消化器内科の受診を検討しましょう。

1,激しい腹痛がある
我慢できないほどの激しい痛みや、特定の場所に集中する痛みは、
急性虫垂炎(盲腸)や胆嚢炎、膵炎などの可能性も考えられます。

2,血便が出た
鮮血、黒っぽい便、粘液が混じった便など、便に血が混じっている場合は、大腸ポリープや大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病などの病気が疑われます。

3,高熱や吐き気、嘔吐、脱水を伴う
強い感染症(感染性胃腸炎など)や、腸閉塞などが原因かもしれません。
特に、脱水症状がひどい場合は、点滴治療などが必要になることもあります。

4,下痢が長期間続く
数日経っても改善しない下痢は、過敏性腸症候群や炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、セリアック病などの慢性的な病気のサインである可能性があります。

5,体重が減少した
原因不明の体重減少は、炎症性腸疾患や悪性腫瘍など、重大な病気が隠れている場合があります。

 

 

 

自己判断は危険です

下痢や腹痛は、市販薬で一時的に症状が治まったとしても、原因となっている病気自体は進行している可能性があります。

とくに、大腸がんは自覚症状が少ない病気ですが、便潜血検査で陽性となった方や、気になる症状がある方は、大腸内視鏡検査で早期発見・早期治療につなげることが重要です。

 

おなかの不調、ご相談ください

「大丈夫だろう」と放っておかずに、気になる症状があれば一度当院までご相談ください。正確な診断と適切な治療で、つらい症状を改善し、安心して過ごせるようお手伝いいたします。

下北沢駅前きみじま消化器内科・内視鏡・肛門外科クリニック
小田急線下北沢駅徒歩1分、京王線明大前駅からもアクセス良好。
AI内視鏡システムを導入し、鎮静剤を使った苦痛の少ない胃・大腸カメラ検査を提供。
痔の日帰り手術も行っています。

消化器の不調や内視鏡検査、痔のお悩みはお任せください。

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院長 君島 映

この記事の執筆者

略歴

  • 東京女子医科大学 消化器病センター
  • 筑波胃腸病院
  • 防府消化器病センター
  • 医療法人社団 中山会 八王子消化器病院
  • 医療法人社団 松弘会 三愛病院

資格

  • 日本消化器病学会 消化器病専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
  • 日本膵臓学会 指導医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 厚生労働省 臨床研修指導医
  • 緩和ケア研修会 修了
  • 保険医
  • 難病指定医
  • 四段階注射法 講習会修了

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本膵臓学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本再生医療学会 正会員