なぜ、女性は大腸がん死亡率が高いのか
統計上、男女合わせたがん患者数では大腸がんが1位ですが 、性別で見ると男性は前立腺がん、女性は乳がんが多く、男女ともに2位が大腸がんです。しかし、死亡者数で見ると、女性では大腸がんが1位で、乳がんは4位となっています。
、性別で見ると男性は前立腺がん、女性は乳がんが多く、男女ともに2位が大腸がんです。しかし、死亡者数で見ると、女性では大腸がんが1位で、乳がんは4位となっています。
これにはいくつかの理由が考えられます。
- まず、食生活の欧米化、つまり肉食の増加や加工食品の摂取、そしてカロリー摂取量の増加が挙げられます。また、女性の飲酒や喫煙もリスクを高める可能性があります。
- 大腸がんの発生原因の多くは、ポリープが時間をかけてがん化するというプロセスを経ます。40歳以上の方では約40%にポリープが見つかると言われており、これががん化する可能性があるため、患者数が増加傾向にあります。
 さらに、以前は胃がんが多かったのですが、ピロリ菌の除菌療法の普及などにより胃がん患者が減少し、相対的に大腸がん患者が増えているという背景もあります。
- 胃がん検診は内視鏡検査が広く普及していますが、大腸がん検診は便潜血検査と大腸内視鏡検査の二択であり、ポリープの発見という点では内視鏡検査の方が優れていると考えられます。内視鏡検査を受ける方が少ないことも、進行がんの発見の遅れにつながる可能性があります。
- 内視鏡検査は下剤の服用が大変であったり、鎮静剤を使用できるクリニックが限られていたりするなど、検査へのハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これらの複合的な要因が、女性の大腸がん死亡率が高い一因となっていると考えられます。
女性も安心【女性医師による内視鏡検査】
「なんだか最近、お腹の調子が優れない…」 特に女性にとって、内視鏡検査は羞恥心や不安を感じやすいものです。
特に女性にとって、内視鏡検査は羞恥心や不安を感じやすいものです。
男性医師には話しにくい症状や、デリケートな悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな不安をお持ちの女性の皆様に、安心して受診いただけるよう、当院では様々な配慮を行っております。
女性医師による診療・内視鏡検査(毎月第3土曜日)
当院では、女性医師による内視鏡検査および肛門診療を行っております。女性ならではの細やかな配慮と、共感の気持ちを持って、皆様の不安な気持ちに寄り添い、丁寧な診察を心がけております。
女性医師による診療のメリット
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女性ならではの視点: 女性特有の体の悩みや、ライフステージに合わせたアドバイスが可能です。 
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羞恥心への配慮: 男女別の更衣室やバックヤードがパーテンションで区切られた診察室など、検査や診察においても、患者様のプライバシーに最大限配慮いたします。 
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リラックスできる環境: スタッフ一同、親切丁寧な対応をこころがけています。緊張感を和らげ、安心して検査や治療を受けていただけるよう努めています。 
「こんな些細なことでも相談していいのかな?」と悩まずに、まずはお気軽にご相談ください。女性医師による診察はもちろん、男性医師による診察の場合も女性スタッフが同席いたしますので、安心してご来院ください。
女性も安心の大腸カメラなら下北沢駅前きみじま消化器内科・内視鏡・肛門外科クリニックへ

「消化器内科の検査って、なんだか不安…」「おしりを見られるのが恥ずかしい…」
そう思われる女性もいらっしゃるかもしれません。きみじまメディカルクリニック下北沢駅前では、女性医師も対応いたしますので、「男性医師にはちょっと話しにくい…」と感じるようなお悩みも、遠慮なくご相談ください。女性の皆様が安心して、そして快適に受診できるクリニックを目指しています。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
よくある質問
内視鏡検査の服装は女性はどうすればいいですか?
内視鏡検査当日は、上下セパレートのゆったりとした服装でお越しください。(ゆったりとした、体を締め付けない服装が良いです。) 当院には女性用のロッカーもございますので、お着替えいただけます。 検査着もご用意しております。 胃カメラ検査の場合は、服装に特に制限はございません。 大腸カメラ検査の場合は、検査の際に汚れる可能性があるため、上下が分かれた服装が望ましいです。 下着については、ブラジャーはそのまま着用いただいて大丈夫です。大腸カメラ検査の場合も、検査自体には影響ありません。
大腸カメラは女性は何歳から受けるべき?
一般的に、大腸がんのリスクは50歳から高くなると言われています。しかし、研究によっては、女性は40歳前くらいまでに大腸カメラ検査を受けることで、大腸がんによる死亡リスクが低下するというデータもあります。40歳を過ぎるとポリープが見つかる割合も高くなりますので、症状がなくても40歳以降は積極的に大腸カメラ検査を受けることをお勧めします。ただし、一度も受けたことがない方は、何歳であっても検査を受けることをご検討ください。
内視鏡検査の下着は着けても大丈夫?
はい、ブラジャーは胃カメラ・大腸カメラ検査ともに、そのまま着けていただいて大丈夫です。 大腸カメラ検査の場合は、検査時に汚れる可能性があるため、下着は当院でご用意している検査用のパンツに履き替えていただきますので、どのような下着でお越しいただいても構いません。検査用のパンツは、肛門しか見えないように工夫されたものですのでご安心ください.
生理中に内視鏡検査はできますか?
はい、生理中でも内視鏡検査は可能です。タンポンをご使用いただいても全く問題ありません。ただし、生理中はデリケートな時期でもありますので、ご心配な場合はご予約の変更も承っておりますので、お気軽にご相談ください.
内視鏡検査でおしりの毛の処理は必要ですか?
いいえ、内視鏡検査の際におしりの毛の処理は全く必要ありません。自己処理も不要です。あってもなくても、検査に影響はございませんのでご安心ください。
胃カメラ検査はネイルOKですか?
基本的には、胃カメラ・大腸カメラ検査ともにジェルネイルをしていても大丈夫です。ただし、鎮静剤を使用する際に、酸素飽和度を測定するパルスオキシメーターというモニターを指先につけるのですが、ジェルネイルが付いていると正確に測定できない場合があります。 当院では、酸素飽和度だけでなく呼吸や心拍もモニターしておりますので、基本的には問題ありません。しかし、持病などによっては確認が必要な場合もございますので、ご心配な方は事前にご相談ください。足の爪にジェルネイルをされている場合も同様です。

 
       
       
       
       
     
         
         
           
           
	
